成功曲線を感じる家計決算

家計決算でうれしい感想をいただきました。
6年目のお客様で、毎年の決算で自分のテーマ・目標を確認され、
クリアーされてきた方です。
以前は自信がないとおっしゃっていた貯蓄目標も達成され、生活
満足度もあがっておられます。しかし、この6年の間は社会も
ご自分の環境も厳しいものでした。
続けてこられ、はじめて結果に対しての満足を感じられ、未来の
姿がイメージできたそうです。


英語やスポーツやダイエットでも、ある一定の期間までは少しずつ
しか成果を実感できないのですが、あるとき急に成果が出始め、
伸び始めることがよくあります。
最初の間は時間と成果が必ず比例しないものです。
続けていくと 「昨日までできなかった逆上がりができた」
「なんとなく英語が聞きとれてる」「基礎代謝がよくなり食べても
痩せるようになってきた」とか。。。
それから先は自信がつき、やり方も納得でき、楽になってくるのです。


水を火にかけると、徐々に熱くなり、100度で沸騰し、その液体
である水は突然水蒸気に変わります。液体と気体の間に中間はな
い、成功曲線とはそんな感じ。。。と聞いた事があります。

ただ、成功曲線の前半にいる途中は「このままやっていて意味あるの
だろうか」「自分はあてはまらないのではないか」と、結果が出ない
時期にあきらめてしまい、伸びを体験することが出来ずに終わって
しまいます。
しかし「今、自分はどこにいるのか」を見極められれば安心でき、
次に努力する目標ができると思います。

今回いただいた感想から、私の家計決算での役目の一つとして、
お客様一人ひとり、それぞれの成功に向かってどの位置にいるか、
テーマの達成や結果の中で成功曲線を感じられるような決算を
目指していきたいと思いました。

改めて家計決算という仕事に携われる素敵さを感じました。



皆さんの家計は耐えられますか

2月に閣議決定した「社会保障と税の一体改革大網」では、消費税が
2年後8%、3後10%に上がる事が避けられなくなりした。
顧問先との家計決算でも、今消費税がかかっている買い物に対し、
更に5%増税される事で、どれくらい負担が増えるのか、ご自分の
家計におきかえ、耐えられる体力があるか確認いただき、このような
変化に対応し続ける為に早めの対策を考えていただいています。
例えば年間買い物額360万円ですと年間18万円(月1.5万円)の
負担です。皆さんのご家庭での負担はいくら位増えそうですか?

更に社会保障の改革もあわせるとどのような負担になるのでしょ
うか?
大和総研は、収入から社会保険料などを差し引いた「質可処分
所得」が、平成27年には昨年と比べ4〜9%目減りすると試算
しています。
夫婦子供2人で年収500万円の世帯の場合では負担増で可処分
所得が約31万円も目減りすると発表されています。

今まで月3万円貯蓄ができていたご家庭でも貯蓄できなくなります。
今、毎月貯蓄ができないご家庭は貯蓄を切り崩し、仮に現在
300万円貯蓄があっても10年後には0円になっています。

是非、このようなピンチを前向きにとらえ、顧問先の皆さんは継続的な
家計決算という仕組みの理解を更に深めていただき、
周りの不安を感じておられる方にはピンチをチャンスに変えるきっかけ
を教えてあげていただければと思います。
その一つとして「家計決算」導入セミナーやお金の教室の体験授業も
きっかけ作りにご活用ください。

満足できるお金の使い方

中国は春節(旧正月)を迎え、大型連休を使い海外旅行する
人も多くなります。
日本への観光客も再び増加傾向にあり、勢いのある買い物の
風景がTVなどで紹介されます。
やはり高級ブランド品や家電製品などの高額商品がよく売れる
とか。
そんな中、今までの富裕層だけでなく中間層も増えるように
観光ビザの緩和もされ、お手ごろ家電、包丁(セラミック包丁)、
鼻毛カッター、美容関連アイテムなどの小物も人気です。
そして、お土産としても大量購入されていますが、それには
ちゃんと目的があります。中国人は人付き合いを重要視しており、
お土産は近所や周りの方々に配ります。そしてそのお土産が自分
の面子にもなっているようです。
その事に対し色々な見方がありますが、私はいいことだと思います。

最近、何億ドルも稼いだアメリカの大物歌姫が破産寸前のようです。
歌姫は私には想像もつかない沢山のものを手に入れてきた事でしょ
う。。。
しかし人からどうこう言われようと、自分が本当に大事にしている
ものにお金を使い、自分の環境を築きあげたり夢を達成したり、
自分が描いた生き方ができる方が私は幸せだと思います。

私達の仕事に継続的メンテナンスである家計決算があります。
もちろん時間と金額の確認もしていきますが、もうひとつ目的も
確認します。
何のために誰のために使ったのか確認する事で、自分が使ったもの
に対し喜びと感謝を再度かみ締める事で、徐々に自分らしい目的と
満足できるお金の使い方がわかり価値観を確立していく事ができる
だと思います。
価値観と簡単によく言われますが、自分の価値観って一体何なので
しょうか?

楽しい家計決算って・・・

今年もあと3週間となり、家計決算でも今年できた事・できなかった
事が話題にのぼります。
昨年の決算や年の初めに考えたり、家族で話会ったりした計画の中
達成できた事に対し改めて感謝と満足感をかみしめたり、できなか
ったのは何故だろう、それでもまた計画に織り込むのか、それとも違う
事にチャレンジするのか、、、再スタートに向け再度考えられてます。

そのような現場を目の当たりにして、目標を立てる際には、その目標
を達成した時に得られる「利益や喜び」がはっきりしていないと、
なかなかそこに向けて邁進することは難しく、そして
明確な「目標」には明確な「利益や喜び=目的」が必要だと感じます。
毎年このような話ができるお客様は夫婦・家族・周りの皆が「目的」
を明確にされているのではないでしょうか。

また「意思が強い」と言われるような人は、腹の中では明確な「達成後
に得られるもの」(もしくは未達成の際に失うもの)をイメージして
いる事が多いように思います。
会社やグループで何かしら活動する際に、わかり易く定量的な「目標」
を掲げる事は多いですが「目的」が明確でないケースが結構ありそう
です。
そうなると、どうしてもその数値のクリアが目的化してしまい本質が
見失われてしまう事があります。
何の為の目標や数値か分からず「目標が一人歩き」してしまって行き
詰る。。
家計決算でベースになる目印『キャッシュフロー』も同じで、
『何の為の目標値なのか』その目標をクリアしたことで得られる利益
や喜びを自分自身も夫婦も家族も皆がであわせて明確にしておかないと、
数字に追われたり、やらされている感たっぷりの苦しいものになって
きます。

家族でこのような決算や話し合いができている方々は、まだまだ少な
いですが、心から決算は楽しいものと言っていただけるように、
来年に向けどうしたらここが伝わるのかを考え、来年の私の遣るべき
事にしたいと思います。

「安全」だから「安心」?

「日本のビジネス文化」という明治大学の小笠原教授のNHK講座を聴講しました。
まずは普段深く考えてなかった日本的思考を知ってから、グローバル化に日本的をうまく活かしていこうという授業でした。気づき考えさせられる部分も多く、シリーズ4回聴講していました。

講義のテーマの一つに「安全と安心の関係」についてありました。
「安全」「安心」を私達日本人はどう捉えるのか。。。
リスクを取ることを前提に「安全」を考える欧米。それに対しリスクを受け入れず、無いこととし「安心」する日本人。
日本では「安全安心な社会」「食の安心安全」と、併記して書かれ、同じような意味で使われていますが、本来
「安全」はリスクと恩恵を比べて判断する事=リスクテイク 「安心」はリスクがないと思える状態を求める事だそうです。
その意味から日本では強く「安心」の方が好まれますがそれは日本特有の思考であり、英語や中国語にはしっくりくる単語がなく、海外では「安全」でしか理解されないようです

私達は身の回りにあるリスクに対しても同じような対応をしています。学校教育の中で「情報」の授業があります。さまざまな情報機器についてその効果的な利用を図るとともにリスクも考え適切な活用ができるようにすることが情報教育の目標となっているはずですが、実際の対応は全く違います。携帯電話やデジカメやインターネットなど、現実に社会や家庭にも普及し、現に多くの生徒が利用しているにもかかわらず、「リスク」があることを理由に、学校では「適切な活用」ではなく利用そのものを禁止し、「なきもの」として安心する傾向にあります。(禁止の理由は他にもあるとは思いますが…)
「リスクを考えながら、効果的な活用をはかる」というのは、これまでリスクについて考え学んだ事がないと大変なことですが、だからといってとりあえず学校の中だけ「なきもの」としてみても、今後はリスクいっぱいの情報機器、情報社会の中で生きていかなければならないのが現実です。存在するものを「なきもの」として「安心」しようとすることによって自立を妨げ、また私達もそのような中で過保護にされていた付けが今になって回っているのではないかと思います。

原発事故のあとの対応も「健康にはただちに影響ありません」という言葉に代表されるように、リスクを正確に伝えるのではなく、根拠がはっきりしないのに「安心」だけをふりまかれていたのではないでしょうか
金融商品との付き合い方も同じで、貯蓄運用商品・保険商品・ローン商品はどれもリスクやデメリットがあります。それらに向き合い、効果的な活用していく力を得て、「安全」にいきていくか根拠がはっきりしていないのにこれまでどおり「安心」だけを求めていくか。。。

これからもリスクと向き合い自分の将来を考え、「安全」を選ばれる方々のお手伝いをし続けたいと思います。

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